「応募者数」「面接数」「内定者数」「内定承諾率」など、採用活動ではさまざまなデータを扱います。

採用担当者の方の中には、毎月データを集計しているものの、「その数字を次の採用活動にどう活かせばいいのかわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

採用データは、集めることが目的ではありません。数字の変化から採用活動の課題を見つけ、改善につなげることが大切です。

まずは「どこで人が離れているか」を確認する

採用活動では、応募から入社までの間にいくつかのステップがあります。

「応募は多いのに面接に進む人が少ない」

「面接までは進むが、内定承諾につながらない」

このような場合、単純に「応募者を増やそう」と考えるのではなく、どの段階で離脱が多いのかを確認してみましょう。

たとえば、応募数に対して書類選考通過率が低ければ、求人内容やターゲット設定を見直す必要があるかもしれません。

面接後の辞退が多ければ、選考スピードや候補者への情報提供など、別の部分に改善ポイントがある可能性があります。

数字を比較すると見えてくること

採用データは、一度の結果だけを見ても判断しにくいものです。

前年との比較、求人ごとの比較、採用時期ごとの比較など、複数の視点で見ることで傾向が見えてきます。

「この求人は応募が多い」
「この求人は応募は少ないが、面接通過率が高い」

といった違いがわかれば、今後の求人作成や採用活動にも活用できます。

データを「次の一手」につなげる

重要なのは、データを確認して終わらせないことです。

「なぜこの数字になったのか?」を考え、「次回は何を変えるのか?」まで決めることが、採用データを活用するポイントです。

たとえば、応募数が少なければ求人内容を見直す。面接辞退が多ければ、候補者への連絡方法や選考スピードを確認するなど、具体的な改善につなげていきます。

採用活動は、毎回すべてがうまくいくとは限りません。

だからこそ、過去の採用データを振り返り、次の採用活動に活かすことが重要です。

採用データは「集めるもの」から「活かすもの」へ。

まずは手元にあるデータから、採用活動のどこに改善ポイントがあるのかを確認してみてはいかがでしょうか。