即戦力人材を採用しよう！

中途採用で入社した社員は業務経験、社会人経験があり「即戦力」な人材ですね。

新卒採用と比べると研修が少なくすみ即戦力として業務についてもらうことが可能です。現場から求められる即戦力人材は、どのように採用すれば効率が良いのか、ご紹介したいと思います。

◇即戦力とは？

即戦力は中途採用・新卒採用にかかわらず、入社後すぐに高いパフォーマンスの発揮を期待できる人材です。「高いパフォーマンス」というのは抽象的なので採用が始まる前に現場と採用担当者で今回の募集の即戦力とはどういうことなのか、きちんと共有しておく必要があります。

・〇〇の専門的知識や経験がある

・コミュニケーション力があり、社内で良い関係を構築できる

・業種は未経験でも、特定のスキルを持っている

即戦力人材を成功させるためにはきちんと見極める必要があります。

・スキル・能力・経験がある

→専門的な知識やスキルがあれば、すぐに現場で働いてもらうことができるでしょう。自身で何をやってきたのか、どこまでのスキル・能力・経験があるのか現場の方も含めて面接を行い確認していきましょう。

・やり方にこだわりがないか

→即戦力になにくい人材の特徴のひとつに前職や自分のやり方にこだわっている点があります。それはもちろん今までの成功体験があるからです。新しい職場の雰囲気ややり方を壊さずに、自分のやり方を活かせるのが即戦力人材です。

・社風に溶け込めるか

→優秀な人材でも、社風と合わずに能力を発揮できないことがあります。理解をしてもらえるように企業側がきちんと説明をしましょう。そして、社風に溶け込める人材なのか見極めましょう。

・好奇心がある

→転職をすると、仕事の進め方や報告の仕方など今まで働いていた環境と異なることがほとんどです。ポジティブに新しい文化でも積極的に取り入れて、トレンドやスキルなどのアップデートをしてくれるか確認をしましょう。

・採用基準を明確にする

→現場担当者を交えて即戦力かどうかを判断するための質問事項を用意し、社内で検討し、ブラッシュアップします。即戦力に求める期待感が過大にならないよう、現実的な人物像に落とし込みます。

・採用後のフォロー

→即戦力人材も活躍するには、採用後のプロセスとフォローが大切です。「即戦力なんだからわかるだろう」といきなり仕事を丸投げしたり、組織風土や仕事手順について共通認識を持たないまま放置してしまうと、精神的に消耗してしまったり、周囲との摩擦を招き、力を発揮できなくなってしまう可能性があります。

採用する企業も即戦力人材が活躍できるように努力をしなければいけません。

スキル・能力・経験だけを重視してしまうと即戦力として発揮できません。

やり方に固執せず、社風に溶け込んで周りと協力して、好奇心を持ってポジティブに取り組むことが出来れば、即戦力として活躍出来ます。