パーソルキャリア(東京都港区)は4月13日、同社が運営する転職サービス「doda」を利用して転職したビジネスパーソンの傾向をまとめた調査結果を発表。転職者の平均年齢が近年、緩やかな上昇傾向にあることが明らかになりました。
約6万件のデータから得られた2025年の転職者の平均年齢は32.9歳で、調査開始時の2022年から3年連続で上昇しました。
特に「40歳以上」と「24歳以下」の割合が過去3年間で大きく増加しており、調査では中途採用市場における年齢層の変化が現れているとしています。

■40歳以上が増加傾向、年齢にとらわれない転職が浸透
2025年の転職者平均年齢は、男女ともに前年から0.2歳上昇しました(男性33.8歳、女性31.4歳)。全体では、調査を開始した2022年(32.2歳)と比べると0.7歳上昇、3年連続で増加となりました。
年代別の構成比を見ると、「40歳以上」の割合が増加の一途にあり、3年間で3.6ポイント上昇しました(2025年は17.5%)。調査では、企業側におけるミドル層採用ニーズの高まりのほか、定年までの期間を見据えてキャリアを見直す価値観が個人に浸透しつつあると分析しています。
また「24歳以下」の割合も上昇傾向にあり、2022年の9.1%から11.6%にアップしました。この世代が転職を検討する背景として、仕事内容や職場環境に対する入社後のギャップがきっかけとなった可能性を同調査は指摘しています。

■職種で平均転職年齢に差、専門性が年齢を押し上げる傾向
調査では、転職前の職種分類別でも分析し、職種によって平均年齢に幅があることがわかりました。
転職平均年齢が最も高いのは「コンサルタント/不動産専門職」の37.0歳で、年齢構成比でも「40歳以上」が最多となっています(29.8%)。次に「企画/管理系」(35.6歳)、「金融系専門職」(35.1歳)が続く。いずれの職種も40歳以上の転職者の割合が他業種より比較的高く、調査では専門性が高い職種ほど、転職時の年齢が高い傾向にあると分析しています。
一方、平均年齢が最も低いのは「販売/サービス系」の30.8歳で、構成比でも20歳代が6割を超えています(60.6%、「24歳以下」「25-29歳」の合計)。調査では、異なる職種分類への転職年齢と、同じ職種への転職年齢では大きな差は見られなかったとしています。

「転職者の平均年齢調査【2025年版】」は、2025年1〜12月の間にdodaエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソンが対象です。
有効回答数は約6万件。調査の詳細は同社ウェブサイトで確認できます。
https://doda.jp/guide/age/