新しい会社に入社するということは人生の中で大きな選択です。

数年も通う場所であり、場合によっては家庭生活よりも長い時間を過ごす場所です。

1次面接、2次面接などで面接官と直接話す場はありますが

求職者側としては内定となるまでは本音の質問も出来ない場合もあります。

内定後のオファー面談では本当に聞きたかった質問をされる方もいらっしゃいます。

オファー面談をする最も大きな目的は、自社への入社を決断してもらうこと。

だからこそ採用担当者は、相手の心を動かし、自社の魅力を十分に伝えるための

“口説きの技術”が必要になってきます。

  • 準備

・転職理由の軸

・他社選考状況

・自社に対してポジティブなポイント、ネガティブなポイント

・現年収、希望年収

応募者の情報を整理して準備しておくことが大切です。

何を話せば心に刺さるのか確認をしておきましょう。

  • 口説きのポイント

自社の良いポイントを話さなければいけないと思い採用企業が話したいことのみを話してないでしょうか。

・裁量権がありやりがいがある

・社員同士の交流が多く活気がある

・チャレンジできる環境がある

自社の良いポイントをお話することができるのはいいですが、聞きたい情報でなければ魅力的だと思ってもらうことは出来ません。

応募者側の聞きたいポイントを考えましょう。

聞きたいポイントは何ですか?と直接聞いて答えくれる人はいませんので

・他社選考状況

・自社に対してポジティブなポイント、ネガティブなポイント

・現年収、希望年収

の質問の回答を参考にして転職の軸を見極めてください。

応募者は会社の今だけではなく、未来に賭けて入社を決めます。

その際に大切なのは、情報源となる採用担当者への信頼感です。

「この人が言うのであれば、決めてみようか」と思えるかどうかが大切。

そう思ってもらえるように採用担当者の自己紹介をしましょう。

・新卒入社か中途入社か

・何年目か

・人事の仕事をいつからしているのか

・なぜこの会社を選んだか 等々。

そこで応募者が採用担当者のことを理解し、また共通点が見つけることが出来ればその後の質問や信頼につながります。

ただ、しゃべりすぎは注意です!

「この人、大丈夫かな…」と思われないように。

適度なタイミングが大事です。