ジョブホッパーと言葉を聞いたことがなくても採用にかかわっている方であれば、ジョブホッパーのことは知っていると思います。

【ジョブホッパー】
短期間で複数回の転職を繰り返すビジネスパーソンを指す用語
特に決まった定義はないようです
・２～３年程度で転職を繰り返す
・２０代で４～５社の経験
・1社の在籍期間が1年を下回るケースが複数回ある

こういう方々はジョブホッパーに当てはまりそうです。

様々な理由でジョブホッパーとなっている人がいると思います。
書類選考をしていると、「何年の経験ないのはちょっと、、、」「何社以上はちょっと、、、」というのはよくありますが、
このまま続けていていいのかどうか？一度確認をしていきましょう。

■ジョブホッパーの良いところ

ではジョブホッパーの良いところはなんでしょうか。

・幅広い経験を持っている

様々な会社で働いてきたということは幅広い経験を持っていることになります。
特殊な経験などしている可能性もあります。

・向上心が高い

「自身のスキルを伸ばしたい」「たくさんの経験を積みたい」と思っている人もいます。
高い目標を掲げたり、向上心が高い傾向があります。

・人脈が広い

数社の経験があるということは人脈も厚くなっているということです。
職場を定期的に変えるフットワークの軽さを活かし、新たな出会いや交流の場にも顔を出している傾向があります

・判断能力が高い

社風や仕事内容、人間関係などが自分とあわないと感じた場合、すぐに別の職場に転職するための活動を始められます。そのため判断能力が高い傾向があります。

■書類選考基準を見直してみよう

ジョブホッパーの良い点をあげましたが、いままでは比較的デメリットの方がピックアップされがちでした。
・長続きしないのではないか
・実績が身に付きにくいのではないか
・人間関係がうまくいかないのではないか
・こだわりが強いのではないか

でもその中に優秀な人材を見逃している可能性はないでしょうか？
人材不足の中それは本当にもったいないです。
ジョブホッパーの見極めはやはり面接です。書類ではジョブホッパーの良い点はなかなか見つけづらいと思います。
面接で、「どういう経験してきたのか」「どのような考えで転職をしてきたのか」聞いてみて下さい。
そのためにまずは書類選考基準を少し見直してみるところから始めるはどうでしょうか。