皆様は面接をした後、候補者にフィードバックはされてますか?
面接は企業が採用したい人材を選ぶ場だけではなく、候補者が企業を選ぶ場でもあります。
そこで面接で少しでも良い印象を持ってもらい志望度を上げてもらえるようにするために面接フィードバックすることは有効です。
■面接フィードバックのメリット
1. 志望度や好感度を上げることが出来る
候補者へのフィードバックを実施すると一人ひとり丁寧に評価していると思ってもらうことが出来て好感を持ってもらえます。
そうなると「ここで働きたい」という志望度にもつながり辞退を防ぐことにも役立ちます。
2.ミスマッチを防ぐことが出来る
候補者に評価ポイントを伝えることで企業と候補者の認識のすり合わせも出来ます。
候補者自身も「自分がこの会社にあっているか」と判断できるようになるため入社後の早期退職を防ぐことも出来ます。
3.面接の質の向上
面接官は候補者とコミュニケーションを取って情報を引き出さないと面接のフィードバックは出来ません。またフィードバックをするために選考基準や評価の振り返りをするため
面接の質の向上につながります。
■面接フィードバックのデメリット
1. 面接官の負担が増える
候補者一人ひとりに向き合うことは大切ですが、その分工数が増えます。
面接官にはフィードバックすることの大切を理解してもらいましょう。
またフィードバックは2次面接から、最終面接から、とフェーズに分けてもいいと思います。
2. 外部に採用基準が流出する可能性もあり
面接フィードバックを行うことで、自社の採用基準が他の候補者に伝わってしまうリスクがある点にも留意してください。
候補者に伝える内容や範囲、言い回しなどを事前に検討しておくことが重要です。
■面接フィードバックを伝える時のポイント
・具体的な内容でフィードバック
「ここが良かった」と伝えるのではなく評価の根拠も合わせて伝えましょう
×:行動力がある方だと思った
〇:自ら〇〇を提案し行動に移してチャレンジする力が、当社の営業として活かせると思いました。
・面接評価シートを活用する
面接フィードバックを行うということは面接官の認識も合わせることも重要です。
そのために面接評価シートを活用しましょう。確認漏れも防げます。
■まとめ
どこの企業も人材不足で悩んでいます。面接に工数をかけてでも候補者の志望度や好感度を上げて、候補者に選ばれる企業になったほうがいいのではないかな、と思います。
そのほかのルーティング業務はリクポスがお手伝いをしますので
ぜひ面接フィードバックに力を入れてみて下さい。