採用ではじめにやることは求人を出す事。

求人と聞くと、「広告!」と思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

しかし最近では、SNSの普及によりダイレクトメッセージを送り合うことが当たり前になってきています。そのため「広告」を掲載するのも大事ですが「スカウトメール」も採用手法のスタンダードになりつつあります。

ではどんなスカウトメールが良いでしょうか?

◇ターゲットを明確に!

20代の未経験の方に送る内容と、40代の即戦力の方に送る内容は求めている情報が異なります。それぞれのターゲットにあった内容を送るようにしましょう。

◇件名にこだわる

スカウトメールで最も重要なのが「件名」です。毎日、大量に送られてくるメールの中から見てもらうには「親近感」と「わかりやすさ」がポイントです。

【NG例】

未経験歓迎!営業募集

経験者優遇!人事担当者募集のご案内

【OK例】

未経験入社1年目から月給30万円!商品力があるから未経験でも営業出来ます

人事経験のある●●様に。幅広い業務を担当していただけるお仕事です。

◇魅力を入れる

受け取った人が「自分にピッタリ!」と思う文面にする必要があります。

魅力に感じやすいポイントをピックアップしてご紹介します。

● 給与

平均より高い月給 /手当込みの月収 /年収例/賞与の過去実績 /賞与の支給実績

● 休日

完全週休2日制 /土日祝休み /有給消化率

● ポジション

幹部候補採用 /ポジションアップを見据えた採用

● 仕事内容

仕事の意義 /仕事のやりがい /仕事の規模感・影響力

● 社風

雰囲気の良さが伝わるエピソード

候補者が自分に対して注目してくれていると感じることによって、候補者が進んで自社のことを調べて認知してくれます。

◇会社紹介はわかりやすく!

次は会社の紹介です。ネットに出ている情報ではなく特別感を持ってアピールしていきましょう。現在軸と未来軸を交えて紹介することで「もっと知りたい」と思ってもらえます。

◇ネガティブワードを使わない

「急募」「大量募集」「経験不問」はたくさんの人が入社してすぐ辞めてしまうブラック企業…と思われがちですので使うのをやめましょう。



スカウトメールは手間と時間のかかる業務ですが、今ではスタンダートな採用手法。他社は個別に送っているのに自社は一斉に大量に送っていれば返信もこないし結果も出ません。

ぜひ効果的なスカウトメールを送って求める人材の獲得につなげてください。