■テレワークの実態

コロナ禍の影響で、テレワークが推奨され始めてから2年目に突入しました。
では実際にどの程度、テレワークは浸透しているのでしょうか。
当社でお付き合いをさせて頂いている皆様は、ほとんどテレワークを実行中です(そんなに数は多くないのですが・・・)。
私自身も現在は、週1回出社する程度で、ほとんどがテレワークしております。でもお仕事の都合で、テレワークができない方もたくさんいらっしゃるのも事実です。
普段利用させて頂いているスーパーやコンビニまたは宅配業者の方など、社会生活を支える多くの方々が、徹底した感染対策のもとで働かれている姿には、本当に頭が下がります。ありがとうございます。
では世の中はどうでしょうか?
2021年3月に国土交通省よりテレワーク関係府省(内閣官房、内閣府、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省)と連携して「令和2年度テレワーク人口実態調査」が発表されました。
確認したかったのは「雇用型テレワーカー=雇用型就業者のうち、テレワークを実施している人」がどれぐらいの割合でいるのだろうかです。
結果は以下のグラフを参照ください。

特に、全国平均と首都圏のテレワーカー率を比較してみました。
首都圏でも34.1%なんですね。
いろいろな調査を見たりしますが、だいたい40%~50%未満がテレワークの実施割合と思っていましたが、それよりも低いです。
会社側の環境変化により、今後もう少し割合がアップするかもしれませんね。

■対面マスク面接派、オンライン面接派どっち?

みなさんの会社で行われる採用の面接スタイルは「対面マスク面接」ですか?「オンライン面接」ですか?
上記の雇用型テレワーカーの割合から推測すると、まだまだ対面面接が多いのかもしれません。
しかしオンライン面接もこの1年、ニューノーマルとして定着しつつあります。
就活生や中途採用応募者も、面接官のみなさんもオンラインで事足りるなら、オンラインの方が楽ですよね。
交通費も移動時間も必要ないですから。
でも直接お会いしたり、会社に訪問してみないとわからないこともある。
よく聞かれるのは「1次面接=オンライン、最終面接=対面」だったり「地方在住=オンライン、近郊在住=対面」など状況に応じて組み合わせて実施されているケースです。
企業の人事からも、以下のような理由で対面を継続している場合もあります。

・社内見学もプラス要素になるので、来社してもらった方が辞退にもつながりにくい。(サービス)
・応募者にオフィス環境や社員の雰囲気を知ってもらうのも大事だと思うので、来てもらった方がよい。(商社)
・オンラインでは機材や通信環境など準備が必要となるものが多い。また、相手の人柄は画面からでは判断が難しい。(不動産関連)

一方、オンライン面接推進派のご意見は?

・来社による日程調整の手間が省けるので、入社までの時短に繋がる。(商社)
・面接のドタキャンも減り、今まで難しかった地方からの応募・採用もできるようになった。(メーカー)
・候補者、面接官双方にとって、コロナ感染対策、手間暇、交通費含めて、メリットが多いため。(IT・インターネット)
・地方や海外在住など、遠方の候補者と面接できるうえに、交通費の負担がない。(サービス関連)などもあるようです。

さて、みなさんの会社はどっち派ですか?

■5/25(火)特別講演を開催

弊社のご案内で恐縮ですが、
「HRカンファレンス2021春」の特別公演枠に登壇いたします。
先日まで申し込み多数により受付終了しておりましたが、
定員数を増やして受付中です。(終了した場合は申し訳ありません)
オンラインでの開催ですので、
お時間が許せば、お申込みいただければ幸いです。

【5/25(火)特別講演】
HRカンファレンス 2021春
オンライン環境下での採用活動を整理する~失敗例から学ぶ中途採用~
時間:11:40 -12:30 オンライン開催
[主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
[後援]厚生労働省

◇お申し込みは下記よりお願いいたします◇

https://jinjibu.jp/hr-conference/202105/interview_detl.php?anc=R5