「応募者が集まらない」

「内定承諾まで取り付けたけど辞退された」

どこの企業でも採用は厳しいです。大手企業も厳しいのに中小企業となるとさらに

苦戦をしているのではないでしょうか。

今回は中小企業ならではの採用方法についてご紹介をします。

◆中小企業が採用に苦戦する理由

1、知名度が低い

大手企業は名前を聞いただけで商品名がわかり、サービスがわかり、自分も使ったことがある、食べたことがある、行ったことがあるなど情報が先にわかります。

中小企業は残念ながら社名を聞いただけでは、何をしている会社か、どんなにいい会社がわかりません。

ここが最初の難関だと思います。

3、人出不足

中小企業では採用のみを担当している方はいないと思います。人事・経理を兼務で担当をしている。または事務全部、というパターンもあるかもしれません。

採用だけに業務を割けない現状からすると対応が出遅れてしまったりするかもしれません。

2、条件面が弱い

中小企業は、給与や福利厚生や教育・研修ということを考えると、大手企業と比べると厳しい状況です。給与はもしかしたら何とかなっても福利厚生や教育、研修は大手企業には叶いません。

◆中小企業が課題解決するための方法

知名度を上げることなどはどう頑張っても出来ないですが、出来ることはあります。

●人物像の見直し

求人票を作る際にある程度の人物像を作っていると思いますが再度見直しましょう。

転職回数〇社、〇〇の経験がある、

その人物像は大手企業と同じような人物像になっていませんか?

それでは力のある大手企業には勝てません。

現在、働いている社員の方はなぜ大手企業ではなく中小企業で働いているのでしょうか。選択をした理由があるはずです。それを分析して再度人物像を作りましょう。

●最新の採用HPと継続的なSNS投稿

採用HPはあるけど昔のままになっていませんか?

SNS投稿はほかの業務に追われて後回しになって止まっていませんか?

応募者が名前の知らない会社に興味を持つときは何かしらでその会社を調べます。

SNSは大手企業に負けずに対応できるところだと思います。

むしろ大手企業よりも柔軟に対応ができるので優位かもしれません!

●エージェントを味方につける

エージェントの担当の方は目標数字を持っていて担当しているすべての求人に注力しているわけではありません。エージェントに注目を置いてもらえるように味方につけましょう。

・現実味のある採用要件(こんな会社で働いていた人、こんな志向をもった人などの具体例があるとよい)

・成功事例(入社に至った社員)を共有

・候補者の良かった点、悪かった点の丁寧なフィードバック

この細かい対応も中小企業ならではの対応できる点だと思います。

採用業務は意外と細かいコツコツとした業務が多いです。

また選考は部門の社員の方など周りとのやりとりも多い業務です。

仕組み化していきながら周りの人を巻き込みながら中小企業ならではの身軽な動きをしていく必要があります。