新型コロナウイルスで採用市場も大きな影響が出ました。
「売り手市場」から「買い手市場」に一気に変わりましたね。
そして今まで若手採用が多かった市場に変化が出ているようです。

「若手採用で未経験の方を採用しましょう。入社をしたら教育しましょう。」というのがいままで流れでした。
それがリモートワークが増え、研修・教育も以前のようには出来なくなってしまったため
新卒採用、第二新卒の採用をストップしている企業も多いです。


そこで即戦力ともなるミドル人材の採用についてのお話です。

ミドル人材とは採用市場において35歳~55歳の方をいうことが多いようです。

例えば、マーケティング、企画、バックオフィスなどの分野でノウハウを持つ人材が求められたり、資金調達や財務戦略を担う人材へのニーズも高まりそうです。

●ミドル人材の採用のメリット

・経験の豊富さに期待

それはやはり「経験の豊富さ」ですね。これが一番のメリットですのでどのような経験をどの立場で実行をしてきたのか面接で確認しましょう。

・低い教育コスト

経験と専門性があるからこそ教育コストがかからずに済みます。

・人脈を活かせる

これは若手採用には無い強みです。経験があるからこその人脈もつながるのです。

・マネジメント経験・人材教育経験

企業戦略としてマネジメント力が重要です。現在、成長を遂げている多くの中小・ベンチャー企業ではマネジメントができる人材が不足しているケースもあるようです。


●ミドル人材の採用のポイント

ミドル人材を採用のポイントの一つは、若手人材との違いを押さえておくことです。ミドル人材は若手人材とは違って専門性が高く、経験豊富で実績がある場合が多くなっています。当然、面接などで評価するポイントも変わりますし、経験豊富な分、報酬も高くなる可能性があります。


具体的に見るべき代表的な事柄は「人柄」や「思考の柔軟性」です。


経験豊富な分、過去の成功した方法に固執してしまう可能性もあります。仕事への取り組み方について、柔軟な思考を持ち合わせているか確認しておく必要があります。


まさか自分もこんなに毎日リモートワークをすると思いませんでした。
働き方が変わってきている今、採用市場も変わってきています。
オンライン面接で「人柄」や「思考の柔軟性」を見極めることができるように採用担当者は面接力を鍛えましょう。